【ぺーぱん】 横浜市南区
2011/01/02/23:59:56(Sun)
終了時間は早くなるが、休み無しでやると聞いていた【ぺーぱん】に行く。本ブログには初登場なので軽く説明しちゃいます。
この店は首都圏における旭川ラーメンのパイオニア的存在。
店主のオカミさんは旭川の名店【天金】出身。
開業したばかりの頃は新品の寸胴がなじまず、親元の味がなかなか出しにくいため、【天金】から直接譲り受けた寸胴を使っていた。 今は代替わりしているでしょうケド。
鶏ガラ・魚介などは一切使わず豚骨のみから取った力強いダシ汁と、キリリと立った醤油ダレの味わいが特徴。
麺あげのさいのオカミさんによる丁寧な湯切りは必見。
開店と同時に入店。先客はなし。
実に久し振りの訪問なので、モチロン基本の〔正油ラーメン〕を注文。
5分ほどで到着した。

濃い目の色合いのスープと強引に縮れた麺。
これぞ旭川ラーメンと言うルックス。
もちろん違うタイプの旭川ラーメンもあります。
しかし、私の中ではコレが旭川ラーメンスタンダードになってしまっている。
スープの味わいは、表面に浮く油の甘さと、強く効いた醤油味が良いコントラスト。
九州ラーメンほどではないが、豚骨臭もある。

麺は旭川ラーメンではおなじみの藤原製麺のもの。
低加水でボソボソした食感は、関東人にはあまりなじみの無いもので、好き嫌いが分かれるところ。
私も初めて食べた時は違和感を持ったものだが、札幌の麺よりもさらに締まった噛み応えに惹かれるようになった。

チャーシュウはデフォでも二枚入る。
はじの小さい部分になると三枚になることもある。
肉の繊維感をシッカリ残し、醤油が強く香る点は好み。
幅広のメンマは水煮で、あまり好みではない上に、少しクサミが出ている。
市場が動いていないので、しょうがないか。
輪切りネギは切り立てらしく、香りも辛味も豊かでいいね。
大森海岸の【恭華】は、だいぶ前に閉店してしまった。
鶴見【悠You】のようにかなり違ったタイプも登場してきた。
やや混沌とした状態にある旭川ラーメンだが、この【ぺーぱん】が頑張っていてくれる限り、私は安心していられる。
久々の【ぺーぱん】に満足しました。

comment
ことしもよろしくお願いします。
時々じゃましています。(笑)
ラヲタにとっては恐怖の4~5日間なのですが、【ぺーぱん】に関する営業情報が早く入っていて助かりました。
稚拙な本ブログですが、これからもどうぞヨロシクお願いいたします。
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