【弟子屈】 横浜そごう 「初夏の北海道物産展」内 横浜市西区
2011/05/03/10:41:57(Tue)
北海道の摩周湖近く (実は7キロほど離れているが、道民はこのくらいなら近所と言う) 弟子屈町に総本店がある。一時、東京大森にも出店していたが、今は無い。
弟子屈町に古くから伝わる技法で作るラーメンが評判となった。
それは、摩周湖の清らかな水を使い、薪ストーブで素材を長時間煮込み、ダシ汁を作っていたのだ。
今は、さすがに薪ストーブではなく電気コンロを使用しているが、ガス火が普通の現在では珍しい存在。
そんなラーメンが横浜そごうの物産展にやって来た。
最終日の今日喰ってきました。
旭川ラーメンの【天金】も出店しているが、既食なので今回は見送り。

店のイチオシである〔魚介しぼり醤油〕を注文。
先客さんは一組二名。
4分ほどでラーメンは来た。 早いナァ!

到着早々、鼻をくすぐる魚介風味。
まずはスープから。
『うおぅ! コレはすんごい濃度!!』
基本は豚骨だが、数種類の魚介節物とホタテや地物野菜なども加えると言うスープは、最近ハヤリの濃厚豚骨魚介とはかなり異なる複雑な味わい。
「最近ハヤリ味」が苦手な私だが、コレなら大丈夫。
きっと野菜が動物系・魚介系のクセをマイルドにしているのでしょう。

麺は中太程度の縮れ。
かなり黄色味が強く、道東の地域とはいえ旭川の麺に近いかな。
でも固さは旭川ほどではなく、やや柔らかめの茹で加減。
割りと長めにカットされていて、一気ススリ込みもウレシイ。

具のチャーシュウは箸で持ち上げようとしたら切れた。
下にあるのがその半分です。 チャーシュウ二枚と言うことではない。
コレはイヤだなぁ。
でもね、味わいはハーブ・スパイスが効いて、なかなか個性的。
メンマは、ちょっと業務用チックな甘め。
海苔はすぐにクチャったが風味は良い。
クキワカメは珍しいね。 その食感が良いアクセントになる。
他に、輪切りネギ。
総評
強い個性を主張する醤油ラーメンで面白い。
73点 801円。
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